第8回マスターズ甲子園愛知大会、成章高校野球部OBが初優勝!
元高校球児が出身校別のチームで再び夢の舞台に挑む「マスターズ甲子園」の愛知大会決勝が6月1日、豊橋市民球場で行われました。成章は6−3で国府に逆転勝ちし、大会初優勝を果たしました。
ともに甲子園出場経験のある伝統校同士の対決は、1点を争う好ゲーム。試合には時間制限もあり、序盤からリードを許した成章にとってはハラハラドキドキの展開となりました。
ハイライトは最終回の7回表。2死3塁の場面で、荒井雅之さんがライト前タイムリーを放ち、土壇場で同点に。続く市川敬士さんがセンター前に運んで好機を広げると、坂本裕也さんがレフトスタンドに勝ち越しの3点ホームランをたたき込み、一気に突き放しました。
投手陣は計5人が継投。終盤は太田真也さん、中神竜也さんが粘りの投球で相手打線を封じ、勝利をたぐり寄せました。
大会3度の優勝を誇る国府には、一昨年の決勝、昨年の初戦でも惜敗。悲願の優勝旗をつかんだ成章ナインに、応援に駆けつけたスタンドの同窓生からも大きな拍手が送られていました。
試合後のインタビューで、監督の大林雅己さんは「みんなの力で逆転できた。多くのOBが集まってくれて団結力はどこにも負けない」と笑顔。ホームランを放った坂本さんは「なんとか優勝しようとやってきたので、本当にうれしい」と話していました。
なお今年の愛知大会には甲子園の出場枠がありませんが、成章は来年、甲子園につながる北信越・東海ブロック大会進出を懸けた県代表決定戦に出場し、夢の舞台を目指します。
引き続き、同窓生の皆さまのご声援をお願いいたします。
▼試合の様子はYouTube「ティーズチャンネル」から視聴できます。
https://www.youtube.com/live/kr1GWRKDjUIsi=2kGtAQ2RFdEkTThg