今年も成章高校とスコット高校の相互往来の行事はできませんでした。
そんな折、国際交流を担当する中村友彦先生が田原市役所広報秘書課の方から、たはら国際交流協会が担当する「キアナ先生と陶芸教室」のご案内を受けました。
これは幸いなことと思い、生徒のみなさんに呼びかけたところ、2年生のなかから5名の方が参加してくれました。
キアナ ホワイト先生は田原市のALTとして5年目になる、姉妹都市ジョージタウン市出身の方です。
今回参加した生徒のみなさんも中学生時代にご指導を受けたことがあり、顔なじみだったそうです。

陶芸教室は7月30日（土）にサンテパルクたはらで開催されました。
当日は、「陶芸クラブ」「陶芸教室」、それに「高松和窯」のみなさんのサポートで作品を作ることになりました。

まず、ハンバーグをこねるように粘土をいじります。
そして、粘土を板状にして、底になる部分を回転台の中央に置きます。

今度はその上に、うどんのようなニョロニョロ状の粘土の棒を何段にも積んでいきます。
そして、成形し隙間が空かないように水で濡らしながら接着していきます。

それをどんどん進めながらヘラで形を整えていきます。

終わりのほうの工程になると、持ち手（トッテ）を付けますが、取っ手の部分にも器の部分にも少しキズを付けて剥がれにくくします。

最後には、完成した作品の底に「銘」を入れて、Complete、完成です。
14時から始まり16時30分頃にできあがりました。

キアナ先生から「修了証」をいただき、記念写真を撮って終わりました。
この後、乾燥した後に8月27日（土）には窯出しを行い、参加したみなさんの手元に届く予定だそうです。

多くの方々のお世話になり、ネイティブな英語での解説、ご指導でここまで作品を作ることができました。
大変感謝いたします。ありがとうございました。