田原市商工会長 河合 利則さん (高24)

河合 利則さん

河合利則さんは、成章高校から専修大学に進学、卒業後、田原市に戻り金融機関の勤務を経て、家業の砕石業を継承し事業を拡大、現在は総合建設業壽鉱業株式会社の代表取締役会長を務められております。商工会においては、監事、副会長を歴任、平成24年に会長に就任、現在は愛知県商工会連合会の副会長も務められ、会員(小規模事業者)の支援に尽力されています。
そんな中、喫緊の課題である深刻なコロナ禍への対応として、先手を打って資金繰りに関するアドバイスを実施するなど、会員企業に寄り添った支援を実施し効果を上げています。
ただ、会員に対しては、「コロナ収束後の経営について、以前の様な生活様式には戻らないため、自ら新たな事業展開を考え、そして再構築を行っていく必要がある。」と伝えています。商工会としても、会員のそうした努力をしっかりと支援して行くためにも「ビジネス・リーダー研修」や「再構築補助金」の取得に力を注いで行くつもりですと力説されていました。
また、田原市商工会は商工会の枠を超えて、田原市の経済界全体の振興をめざす経済界の代表の一人として活動の範囲を広げており、会長としてその重責を果すべく奮闘されています。
最後に自身の高校生活(恩師、友人達との出会い、部活動での切磋琢磨)が、社会の中に入って行く際の強い心を育み、かけがえのない財産となっている事から、母校の後輩に向け「多くの出会い、経験をして有意義な高校生活を送ってほしい」とエールを送っていただきました。